生姜とスパイスのミルクティーいかがですか?

こんにちは!

マレーシアから
「涼しい」「寒い」「ひんやり」に憧れる
Moppeppe3です。

 

「涼しい」は良いとして、
「寒い」に憧れるというと
今年の厳しい冬を経験した人は
「何甘いこと言ってんの?」
と思うでしょうね。

 

でも、「熱い」「暑い」「湿ってる」ばかりだと
「寒い」も欲しくなるものです。(笑)

 

以前、中華系マレーシア人女性の友人に
「『寒い』ってどんな感じ?」
って質問されました。

答えられませんでした。

 

結局、
「冷蔵庫の中にしばらく入っていると分かると思う」
と答えました。

 

絶対やってはいけませんけどね。(笑)

 

 

 

よく食べ物のことで、体を「温める」とか
「冷やす」なんて話
最近耳にしたり目にしたりしますよね。

 

暑いマレーシアでもよく話題に上ります。

 

長女を妊娠していたもう20年以上前の話。

夫が1週間出張で不在が続いたことが
ありました。

 

その間500kmほど離れたところに
住んでいた中華系マレーシア人の義両親が、
2泊3日の予定で訪ねて来てくれました。

 

私もまだマレーシアに移り住んで1年未満。

心配だったんだと思います。

そこで、せっかく来てくれるからと、
スイカをを買い、後で一緒に食べようと思って
冷蔵庫で冷やしてました。

 

いざ切って出すと、義母に
「あなたは妊娠しているから、
こんな体を冷やすものは食べちゃだめよ!」

と言われました。(嫁いびりではありません)

 

目の前にあるスイカは
お預けになってしまいました。

 

妊娠中は代謝が上がり、暑いと体が火照って
結構辛いんですよね。

 

ひんやり感があるものを食べたいと
思うものです。

 

そう、ただスイカが食べたかったんです。

 

当時は発汗量も凄かったです。

毎日3回は着替えていました。

 

 

言われたその日の夜、日本の母に

「妊婦さんってスイカ食べたらだめ?」

と電話したところ

「はあ?そがんこと聞いたことなかね~」
(そんなこと聞いたことがない)の返事。

 

そして、母からのアドバイス。

「なあ~ん、帰んなはってから食べればよかたい!」
((義両親が)帰られてから食べればいいでしょ)

 

確かにそうなんですけど。

 

 

マレーシアでも体調によって
食べ物の材料を考える人は多いです。

 

日本でも風邪を引くと
生姜や大根などを使った、
体が暖まったり炎症を抑えたり
胃に優しい材料で
料理すること多いですよね。

 

中華系マレーシア人の人たちはよく、
食材を「熱い」「冷たい」と区別します。

 

そして、「熱い」に属するものを好むようです。

 

体を冷やすものは「悪」
とする傾向があるように感じます。

そこでよく、生姜が登場します。

 

義母の焼きビーフンや
ミーゴレン(焼きそば)にも
生姜が必ず入っています。


古生姜
Image by Brett Hondow from Pixabay

 

 

生姜はこちらでは新生姜と古生姜、
はっきりと区別して売られています。

 

それぞれの生姜はしっかり使い分け
されます。

 

というのも、新生姜は体を冷やし、
古生姜は体を温めるもの、
と言われているからです。

 

新生姜は甘酢漬けにしたり、
サラダに使われたりすることが多く、
古生姜はスープや炒め物によく使われます。

 

日本でも夏になると新生姜が出回って
そうめんに入れて食べたりしますよね。


新生姜 
Image by Lock Wee Leong

 

 

新生姜は生や火をあまり通さずに
食べることが多いみたいです。

 

こちらでは、お寿司屋さんで出る
生姜の甘酢漬け「ガリ」が人気で、
義母は新生姜を見つけると
よく作ってます。

 

 

 

私はこちらマレーシアに来てから
スパイスが比較的安価で手に入ることもあり
私はインド風のお茶「マサラティ」を
よく作ります。

 

もちろん生姜入り。

そこで、マサラティーのレシピご紹介します。

 

材料(2人分)

  • 水  200㏄
  • 牛乳 200㏄
  • 紅茶の葉5-6ℊ(又はティーバッグ3つ)

 

★カルダモン3粒

Image by PDPics from Pixabay

★クローブ5粒

Image by abuyotam from Pixabay

★生姜 親指くらいの大きさ1かけ
(ジンジャーパウダーなら小さじ1程)

★シナモンスティック半分
(又はシナモンパウダー小さじ1/4~1/3)

八角(右)とシナモンスティック
Image by Дарья Яковлева from Pixabay

★八角 1個(好みで)

※スパイスは軽く砕いたり潰したりしておくと
香りや有効成分がよく出ます。

 

 

作り方

1. 鍋に水を入れ沸騰させ、
茶葉と★のスパイスを入れ火を止め、10分ほど置く
(但し、シナモンパウダーを使う場合は
お茶を濾してからの方が良いです。)

2. 牛乳を加え、沸騰直前まで温めて火を止め、
茶こしで濾しながらカップに注ぐ

(シナモンパウダーの場合はここで入れます)

 

インド系マレーシア人の人たちは、
牛乳でなく、コンデンスミルク(練乳)を
使って作る人も多いです。

 

マレーシア人甘いもの好きです。

 

私ははちみつをお勧めします。

 

冬寒いときや喉がもやもやするとき
いいですよ。

生姜のショウガオールの作用で
血行促進されて体が温まり、
シナモンは喉の痛みを緩和したり
炎症を抑える作用があるそうで、
のどもすっきりし咳止めにもなります。

 

それに年中いつでも飲めますよ。

通常古生姜を使いますが、
日本の夏に旬の新生姜を使って
マサラティ―で涼を感じるのも良いですよ。

 

日本でも比較的手に入れやすいスパイスを
使います。
ぜひお試しください。

 

スパイスの購入はこちらのお店でどうぞ

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Moppeppe3

Moppeppe3

熊本県人吉市生まれ、熊本育ち。いつかは夫と日本に移住したいと思いつつ、マレーシア在住。大学生と高校生の娘のを持つ母親。 若いときに約一年間カナダに住み、帰国後は半導体の会社で、英文翻訳や技術研修の通訳をしていたもののその技術研修で来ていたマレーシア人エンジニアの一人と結婚、マレーシアに移住。その後、夫の転勤で、家族でアメリカ合衆国テキサス州とアラブ首長国連邦ドバイ首長国を放浪(?)しながら異文化体験を楽しんできました。以前からインターネットで英文翻訳や英文添削(プルーフリーディング)の仕事をしてきましたが、子供たちの独立後の過ごし方について考えるようになり、これまでの経験をブログに書くことに興味を抱くようになりました。そのため現在ニューロ言語プログラミングとウェブライティングを学習中。趣味は、庭で野菜や果物を作ることとピアノ演奏とクラシック音楽鑑賞。現在ロックダウンに伴い、食料品の買い物をする機会を奪われ、家でパンを焼いたり、ネットショッピングで地元マレーシア産のリベリカ種の生豆のコーヒーを手に入れ、自家焙煎して飲むのを楽しんでいます。また、地元マレーシア産のカカオ豆を使ったチョコレートを扱うお店でショコラティエの修行経験も持つ50代。 

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