こんにちは!
年末が近くなっても暑いマレーシアから
Moppeppe3です!
12月ももう半ば。
2021年もあっという間だったように感じます。
コロナの感染対策で、私たちの生活も
大きく変わりました。
大きく変わったことの一つは、
こちらではデリバリーサービスの
バイクが増えたこと。
外食が好きなマレーシアの人たちも、
今はオンラインでオーダーし、
家でレストランの料理を
楽しんでいるようです。
KFCやマクドナルド、ピザなどは
特に子供たちを喜ばせるには
持って来いのようですね。
Image by Hany Alashkar from Pixabay
その分、以前に比べると、
伝統的な食べ物を
食べたがらない子供たちも多いです。
食べないとなると、
親は手っ取り速いファストフードや
インスタント食品を与える方に
走ってしまいます。
マレーシアの子供たちは、日本の子供たちに
比べて圧倒的に運動量が少なく、
肥満も多いです。
学校に徒歩で登校することは、
よほど学校の近くに住んでいなければ、
まずありません。
徒歩10分圏内くらいでしょうかね……
治安の理由もありますが、
暑いためか、外を走り回る子供はいません。
とにかく運動をする機会が
ありません。
マレーシアは人口に対して
糖尿病にかかっている人の率が18.3%と
アジアで最も高い国と言われています。
マレーシアの保健省もこの事実を
非常に重く受け止めています。
しかし、マレーシアの伝統的な
料理やデザートを見ると、
結構健康的な食材が使われるんですよね。
例えば、スープにはスパイスやハーブが
多く取り入れられています。
発酵食品も多いです。
大豆を発酵させた「テンペー」や
えびを発酵させた調味料「ブラチャン」など。
また、地元で取れるスパイスも多いです。
特にマレーシアで知られているのは
コショウ。
どのご家庭にも黒か白のコショウ、
あるのではないでしょうか?
昔はスパイスが原因で
戦争がおきたりなんてこと、
学校の世界史の時間で習いましたね。
そういえば、マレーシアの伝統的な
スイーツには、
ココナッツミルクにココナッツもしくは
椰子(パーム)からとれた砂糖が
よく使われます。
日本では、『パームシュガー』とか
『ココナッツシュガー』などと
呼ばれていますね。
マレーシアではその砂糖は、
その椰子の種類や地方によって、
呼び方が変わりますが、
基本的には”Gula Melaka”(グラ・ムラカ)
と呼ばれます。
”Gula”はマレー語・インドネシア語で砂糖、
そして、マラッカのことをマレー語で
『ムラカ』と発音します。
黒糖に比べると薄い茶色と言った感じで、
ほんのりと椰子の香りがあります。
パームシュガーは、煮詰めるだけで
精製されていません。
白砂糖に比べてミネラルなども多く、
グリセミックインデックス(GI) 値が
なんと、30だそうです。
ダイエット中や糖質制限をする必要がある人には
嬉しいお砂糖です。
もちろんお砂糖です。
取り過ぎには注意する必要はあります。
でも、たまには、ちょっと違ったお砂糖を
お料理や飲み物の甘味料として
使うのもいいかも。
このパームシュガーと一緒によく使われるのが
ココナッツミルクです。
この二つの組み合わせで
古くから食べられているスィーツが
よく作られます。
ココナッツミルクも、多少カロリーはありますが、
ミネラルが豊富です。
パームシュガーとココナッツミルクの
組み合わせ、結構ハマります。
ぜんざいにもとても合います。
今度のお正月、ぜんざいの味付けに、
パームシュガーにほんの少しだけの
ココナッツミルクを加えてみてください。
ちょっと南国の味のぜんざいが楽しめますよ。
パームシュガー、ココナッツミルクは次のお店で
購入できます。
Moppeppe3
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