癒しの音を奏でるWEBライターの若ちゃんです。

 

あなたは音には癒す効果があるのを

ご存じですか？

 

そうそう、皆さんご存じだと思います。

 

胎教にモーツァルトの曲がよいとか

 

 

高齢者に昔の曲を聴かせると

 

一時的に記憶が戻るとか・・・・

 

また失恋した時など音楽を聴くことで癒される経験は

 

あなたも一度くらいあるでしょう。

 

 

こういう心のピンチの時、音楽は有能な存在です。

 

 

 

今は人だけに限らず、お酒にクラシック音楽を聞かせたり、

 

野菜に音楽を聴かせたり

 

いろいろな分野で音が使われています。

 

音にはいろいろ効果があるようです。

 

今日はそんな音について少しお話しましょう。

 

 

言葉のない時代の音

 

私たちはまだ言葉のない時代、

 

声による交流をしていました。

 

動物と似ています。

 

その中で見ぶり手ぶりで伝え合っていました。

 

表情の変化をみたり、

 

感じたりして心を語り合っていました。

 

 

アフリカのマサイ族の方々は

 

目を見ただけで何を考えているかわかるといいます。

 

 

言葉がないので、非言語のコミュニケーション能力を、

 

今よりずっと働かせていたようです。

 

 

 

音の効果はどんなものがあるでしょう？

 

 

音楽の精神的、肉体的効果は・・・

 

鎮静、睡眠、緊張緩和、抗うつ効果，放心効果、士気高揚、

 

怒りの発散、不安の解消、心の慰安

 

鎮痛効果など・・・効果があるといわれています。

 

大昔は医療として音楽が使われていました。

 

体の不調を整えたり、心の傷をいやしたり、

 

落ち着かせたり・・・

 

王様のうつ病の治療に竪琴が使われたというのは有名な話です。

 

 

欧米では精神科などで実際に音楽の処方箋があります。

 

ホスピスで痛みの緩和に音楽を使ったところ

 

モルヒネの量が3分の1に減ったというデータもあります。

 

 

同質の原理を使った癒し方

 

私たちは悲しい時に、楽しい気持ちにはなれません。

 

失恋した時に、テンポの速い元気な曲は

 

受け入れにくいですよね。

 

失恋を歌った歌とか、

 

感情的に共感できる音楽なら聴くことができます。

 

 

私も昔、失恋した時

 

1年くらい同じ切ない曲を聴き続けた覚えがあります。

 

 

逆に楽しい時には楽しい曲で盛り上がりたくなり、

 

悲しい曲は頭にも上らないかもしれません。

 

 

そう、同質のものからしか心は動かないのです。

 

 

これを同質の原理といいます。

 

音楽療法でも、まずその方の気持ち、状態を聞いて

 

今の気持ちと同じ感じの曲から

 

だんだんと変化させていきたい方向のものへと

 

もっていきます。

 

 

明るくしたければ少しづつアップテンポのものに、

 

落ち着きたければ

 

スローテンポのものにもっていきます。

 

 

特に心が関わってくるときには、

 

時間をかけてその感情が表出しつくすくらい

 

感情を外に出す作業をします。

 

 

そのためには時間をかけて薄皮を一枚一枚剥がすように、

 

深く深くその感情と向き合います。

 

 

ここはとても大事な時間で心が納得するまで

 

ゆっくり向き合います。

 

 

 

こういう時は音楽を使うと共感しやすいです。

 

 

音楽を聴いて涙します。

 

歌を歌って涙します。

 

その涙一粒一粒が心の浄化になるのです。

 

 

最初は泣くこともできないかもしれません。

 

でもそれも時間が少しずつ心を癒してくれます。

 

ひとたび感情の表出が始まれば、

 

音がダイレクトに心に、脳に入ってきます。

 

 

そして癒しが起こってくるのです。

 

 

身体の怪我なら目に見えるので

 

治療することができます。

 

 

しかし心は目に見えないので、

 

どうしていいかわからなくなることもあるでしょう。

 

 

そんな時は音楽を聴いてみてください。

 

 

自然の音も大事なツールです。

 

 

風の音も、せせらぎの音も、波の音も心を癒してくれます。

 

そして心を癒す意図をもって作られた曲も

 

心に響くことでしょう。

 

 

 

自然からの愛、誰かを大切に思う気持ち、

 

音とともに、そこに流れている見えない愛が

 

あなたを癒すのかもしれません。

 

 

音は人を癒します。

 

 

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