音で人を癒すWEBライターの若ちゃんです。

 

フィギアスケートの羽生君、カナダ大会すごかったですね。

ジャンプはほぼパーフェクト、

しかもとても美しく決めていました。

彼の目指すところは、フィギアの芸術性です。

 

彼のインタビューでも

『どんな価値観の方でも

美しいと感じていただけるような表現、

というのを気にしながら演技しています。

演技としての美しさだったり、

スケートとしてどれだけ完成されているか、

というのが一番大事、毎日の練習を大事にして、

練習以外の健康管理などもそうなんですけど、

ひとつひとつ丁寧にやるようにしています』

と語っています。

 

この思考私たちにも通ずるものがありますね。

 

NLP（ニューロ言語プログラミング）では

目標のことをアウトカムといいます。

 

彼は「自分の演技に完璧でありたい」という

アウトカム（目標）を持っています。

 

そのためにやるべきことを一つ一つ丁寧に

（ある意味ストイックに）クリアしていっています。

 

４回転をきれいに飛ぶために、

体の回転を強くする訓練、高く飛ぶための下半身の訓練

美しく飛ぶために身体の体幹を鍛える訓練など・・・

 

それは「自分の演技を完璧にする」ためのものです。

 

彼はアウトカムを達成して、いったい何を手にしたいのか？

今回は、今まで優勝できなかったカナダ大会の優勝でした。

 

さらに先はフィギアスケートの世界で

世界最高得点を出すという

明確なメタアウトカム（アウトカムの先にある目標）を

持っています。

 

達成する意義は？

 

彼は『人々に勇気を与える』という大きな役目を

担っていたのだと思います。

 

皆さんからいただいた気持に感謝をして、

より大きくして皆さんに返す

そんな気持ちが感じられます。

 

「震災（東日本大震災）があって、

自分が被災者代表として頑張らなきゃって思っていた頃、

自分が元気を与える立場じゃなくて、

（元気を）いただけている立場なんだなと、

あらためて感じて。そこから想いを受け止め始めて、

こうやって（今の）自分ができてきている」

あるインタビューでこんな風に答えています。

 

彼のように、背負うものが大きいと

結果も大きいのかもしれません。 

 

このようにアウトカムに対して、

使命感を感じるようになれば強いですね。 

 

そして無意識が、設定したアウトカムを、

できて当然、成って当然、

持っていて当然という感覚を持つとき

最強のツールとなります。

 

人はなんとなくであっても人生観を持っています。

 

何かより、大きな目的や意義の為に生きたいと

潜在的な欲求もあるでしょう。

 

そういったことも

セルフイメージやアイデンティティに影響があり

成功に結び付いていきます。

 

また、人の反応や行動が、

どんなメタアウトカムの達成を求めてのものかを

意識できれば、相手への理解がより深いものになります。

 

ラポールを作ることにも役立ち、

ビジネスの成功につながります。

 

相手への理解を深めるスキル獲得のリソースとして、

まずは、自分のさまざまな振る舞いや反応が、

何を求めているのかを意識し始めましょう。

 

そういったことに敏感になるほどに、

洞察力が強くなっていきます。

 

失敗を恐れず、それをも受け入れ、前に進んでいく、

このような思考はニューロ言語プログラミング（ニュープロ）が

とても役立ちます。

 

 

 最後に彼のインタビューです。失敗をも自分のものにし、

あきらめない姿勢、素晴らしいですね。

 

『挑戦にはやはり怪我というリスクもつきものですし、

また、失敗も確実に経験しなくてはいけないと思います。

でも、それが成長につながると僕は思っていますし、

技術的な面だけではなくて、メンタル面であったり、

人間としての成長にもつながるのかなと思っています』

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