私がロンドンに住み始めたばかりのころ、

当然といえば当然ですが、

友達や知り合いが、近くにひとりもいませんでした。

 

友達がひとりもいないって、

なかなか体験しないことだと思うのですが、

言わなくても分かる通り、

かなりつらいです(*_*)

 

しかも言語の壁もあるので、

そう簡単に他の外国人とも打ち解けられず……。

 

見た目も文化も全く違うヨーロッパの人たちとは、

そもそもどうしたら打ち解けられるんだ！？と、

そんな風に思っていました。

 

そんなある日、語学学校の中で、

ブロンドヘアーで青い目の綺麗な女の子が、

「アーユージャパニーズ！？」と、

 

わざわざ私を見つけて、

遠くから駆け寄ってきてくれました。

 

話を聞いたところ、

彼女はフランス人で、

日本が大好きで、

日本の文化や漫画にも詳しく、

日本語も勉強しているのだとか。

 

それで一気に仲良くなり、

彼女がフランスに帰るまでの間、

何回か一緒に出掛けたり、

飲みに行ったりもしました。

 

普通に考えたら、

私よりも遥かに上手な英語を話す、

綺麗なフランス人の女の子となんて、

なかなか打ち解けられるなんて思いません。

 

仲良くなれた理由は、

「日本に興味がある」という、

共通点があったからです。

 

まぁ、私は日本人なんで、当たり前ですが……笑。

 

このように人は、共通点のある人とは、

信頼関係（ラポール）を築きやすいのです。

逆に、共通点がない人とは築きにくいので、

 

金髪の白人さんというだけで、

ちょっと敷居高めな感じになってしまうのです。

 

（※これは人種差別とは別の話なので、

センシティブな話題としてとらえないでください

 

黒髪の地味な自分が、

金髪のギャル集団に、馴染めるか…

というような感じのお話です）

 

したがって、

初対面の人と話す場合でも、

共通点を見つけると一気にラポールが築きやすくなります。

 

出身地が近いとか、

血液型が一緒とか、

猫が好きとか、

食べるのが好きとか、

 

ちょっとくだらないかなーということでも、

共通点を見つける練習をすれば、

誰とでも仲良くなれそうですよね。

 

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