元気が取り柄のpearlです。
今や40歳以上の4人に1人と、急増中の糖尿病。
発症していなくても予備軍も多いです。
糖質ケアが叫ばれているのにはそういった社会背景があるからです。
最近話題の糖質ケア食品について調べてみました。
◆桑の葉茶
桑の葉茶が注目されている大きな理由は、
「1ーデオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分が含まれていること。
他にもカリウム、鉄、食物繊維など様々な栄養成分が含まれています。
「1-デオキシノジリマイシン」は食事によって体内に入ってきた糖質に働きかけ、
小腸内で糖質が吸収されるのをブロックする効果が期待されるといわれています。
食前に飲んでおくことで、後から入ってきた糖質の吸収にアプローチして
血糖値の急上昇をケアしてくれるのです。
DNJはブドウ糖にとてもよく似た構造をしているため、
食前にブドウ糖とそっくりなDNJを摂っておくと、
糖質分解酵素は糖質と間違えてDNJと結合します。
なので、結果的にDNJが糖質分解酵素の働きをブロックすることになり、
後から入ってくる糖質は分解されることなく小腸を通過、
食後の血糖値の急激な上昇が抑えられるというカラクリです。
また、小腸から大腸に届いた糖質は腸内細菌のエサになり、
発生したガスや有機酸が大腸を刺激して便通を促します。
カルシウム:牛乳の20倍
鉄分:小松菜の約8倍
ビタミンA:ほうれん草の10倍
フラボノイド:抗酸化作用が期待されるQ3MG
桑の葉茶はノンカフェインなので、子供も妊娠中の人にも安心な健康茶です。
◆菊芋(ブタイモ)
キク科ヒマワリ属。根の部分が食用。
生姜そっくりな形、シャキシャキ食感、加熱でホクホクになります。
ほのかにゴボウのような香りがあります。
フランスでは「トピナンブール」と呼ばれ、スープ、煮込み料理、サラダなど広く親しまれています。
主な成分はイヌリンです。
イヌリンは、血糖値、血圧の上昇を抑える働きをもち、
糖尿病やメタボに効くといわれています。
菊芋はイヌリンの含有量が植物の中ではトップ。
「天然のインスリン」といわれる水溶性の食物繊維で、
糖質の吸収を抑える働きももっています。
《その他の成分》
カリウム・食物繊維・たんぱく質・ミネラル
菊芋は「いも」なのにデンプンをほとんど含んでいません。
*じゃがいも、さつまいもとの比較
菊芋 35kcal 糖質12.8g
じゃがいも 76kcal 糖質 16.3g
さつまいも 140kcal 糖質30.3g
糖質ケアに着目した食品をとりあげました。
大切なことは、糖質ケアをしながら必要な栄養素はキープすること。
ご飯や麺など主食に含まれる糖質を減らして、
肉や魚、野菜などをしっかり食べることを心掛けましょう。
さらに進んで、糖尿病・メタボ対策に有効な
桑の葉茶、菊芋など積極的に摂ってみてはいかがでしょう。
pearl
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こんにちは、桑茶はとてもいいのですね。菊芋は初め見た時生姜と間違えてしまいました。栄養たっぷりなんですね(^^)
さこさん、お読みいただき、ありがとうございました。
菊芋って不思議な形の芋ですね。
栄養たっぷり、糖化対策食品として最近話題になりましたね。
私は桑の葉茶同様、菊芋茶も手軽にいただいています。