こんにちは。元気が取り柄のｐｅａｒｌです。

 

まだ暑い日もありますが、もう９月ですね。

 

子供時代には、２学期は必ず９月１日に決まっていましたが、

 

最近は８月末から始まる学校が増えたんですね・・・

 

さて、９月は秋の入り口です。そろそろ過ごしやすくなってきますね。

 

今回は森林浴について書いてみます。

 

「森林浴」という言葉は、「海水浴」「日光浴」のように「浴」が使われていますね。

 

１９８２年に当時の林野庁長官が提唱したものです。

 

森林療法の概念を確立したのです。

 

森の中で深呼吸をすると「空気が美味しい」と感じますよね。

 

森の中の香りがストレス改善、エネルギーの回復など、リハビリテーション効果をもたらします。

 

森の香りは樹木の作り出して放出している物質「フィトンチッド」です。

 

「テルペン類」と呼ばれる有機化合物で構成され、

 

リフレッシュ、抗菌、防虫、消臭・脱臭効果があります。

 

枯れ木や落ち葉、生物の死骸などの悪臭が気にならないのはそのためです。

 

また、森にはマイナスイオンが豊富です。特に水場に発生します。

 

マイナスイオンは空気を清潔・さわやかに保ってくれる物質です。

 

マイナスイオンは細胞を活性化させて疲労を取り払ってくれるほか、抗酸化物質としても知られています。

 

アンチエイジングとの関連性も研究されています！

 

森林浴の効果

 

★ストレスホルモンが減少

 

★副交感神経活動が活発に

 

★交感神経活動が抑制される

 

★血圧・脈拍数が低下

 

★タンパク質が増加

 

★免疫力アップ

 

五感すべてを使って感じることで「癒しの効果」をもたらす💗

 

景色を楽しむ・・・・・「視覚」

 

草木の香りに触れる・・「嗅覚」

 

鳥のさえずりを聴く・・「聴覚」

 

樹木や大地に触れる・・「触覚」

 

清涼な水を味わう・・・「味覚」

 

現代人が森林浴を必要とする理由

 

★人工的な社会へ移行したこと

 

人間の遺伝子は自然に適応しているため、現代の社会生活ではストレスが多くかかっている。

 

★コンピューターを用いた情報社会へ移行したこと

 

米国で「テクノストレス」という言葉がうまれ、社会問題化しつつある。

 

コンピューター機器をうまく扱えないことによる「テクノ不安症」

 

コンピューターでの作業に集中するあまり、人とのコミュニケーションがうまくとれない「テクノ依存症」など。

 

森林セラピー

 

科学的根拠に基づいた、森林環境での健康保持・増進活動のこと。

 

〇呼吸法・ヨガなど、心のリラクゼーション・プログラム

 

〇ウォーキングやノルディックウォーキングのなど、運動のフィットネス・プログラム

 

森林セラピーは、健康のために森に入る、新しい森の楽しみ方です。

 

１９８６年に、全国各地に森林浴の森１００選が制定されていますが、

 

この１００選以外でも、森を訪れて癒されたいですね。