こんにちは、せこぴんです。
私は料理が大好きで、暇があれば台所に立ってあれこれ
作っています。
そんな私が、いつも迷うのは
「どの油を使えばよいのか」
ということです。
昔、母が使っていたのはサラダ油、コーン油、ごま油
くらいでしたが、今は食用油が何種類も店に並んでいて
あまり馴染みのないものもあります。
味だけではなく、加熱して調理に使ってもいい油なのか、
それとも生で摂取すべきなのか迷うことがあります。
以前にオリーブ油については記事を書いているので、
今回はいま注目されている油について調べてみました。
最近は機能性食用油などと呼ばれるものもあり、ますます
健康にコミットした油が注目されていますよね。
【荏胡麻油】
シソ科のえごまが原料で、ごま油とはまた違う独特の香りと
風味があります。現代人の食生活に不足がちなオメガ3
脂肪酸(α-リノレン酸)が6割以上も含まれ、健康的な
食生活に欠かせない油として注目されています。
青魚が苦手という人も手軽にオメガ3脂肪酸が取れるので
心強い油と言えます。
【グレープシードオイル】
読んで字のごとく、ブドウの種子から採られる油です。
ワイン醸造の副産物として豊富に得られる種子を絞って
作られます。ほぼ無味無臭でクセがないので、香りの強い
オイルが苦手な人はサラダドレッシングはこのグレープ
シードオイルを使うと良いでしょう。
お菓子作りにも適しています。
【ココナツオイル】
ココナツの実の中身の白い部分、胚乳から抽出されて
作られる油です。融点が低いため、室温が20度以下で
固まってクリーム状になってしまいます。
ココナツオイルの最大の特徴は、女性に嬉しい脂肪燃焼
の働きをする「中鎖脂肪酸」が豊富に含まれていること
です。中鎖脂肪酸は吸収・分解が非常に速いので、即
エネルギーになるため、脂肪組織に蓄積されにくい、
すなわち太りにくいと言えます。
ココナツオイルは脳を含む全身の血行を促進すると
言われています。また、中鎖脂肪酸が肝臓で分解される
とケトン体という物質を作り出し、脳のエネルギー源と
なるうえ、脳の活性化にも有効であるとも言われます。
ココナツ特有のほんのりした甘さがあります。スプーンで
すくってトーストに塗ったりスムージーに混ぜたりするの
がおススメです。
【亜麻仁油】
亜麻(アマニ)の種子から採れる油で、香りも風味も独特です。
オメガ3系の不飽和脂肪酸が多く含まれています。
この油も酸化しやすいので生でサラダドレッシングとして
使ったり、素材に直接かけて食べます。
オメガ3系の脂肪酸が含まれる油は脂肪濃度を下げる働きが
あり、次のような効果が期待されると言われています。
●悪玉コレステロールを下げる
●動脈硬化や心筋梗塞を予防する
●高血圧予防
●ダイエット効果
●脳の活性化
●アレルギー症状の緩和
●抗うつ作用
【こめ油】
こめ油は米ぬかから抽出される油で古来より日本で
作られてきた数少ない油のひとつです。
ビタミンEの数十倍の抗酸化作用を持つスーパービタミンE
「トコトリエノール」やコレステロールの吸収を抑えたり
自律神経のバランスを整えたりするといわれる米ぬか特有の
成分「γ-オリザノールビタミン類」が豊富です。
クセも香もなくてサラッとしているので、お菓子や
揚げ物も軽く仕上がります。
【MCTオイル】
MCTオイルは最近はやっている油ですが、何の略かと
いうと、Medium Chain Triglyceride すなわち
中鎖脂肪酸100%の油のことです。
ココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分です。
消化吸収効率が良く、すぐにエネルギーになるので
医療やスポーツの現場で栄養補給に利用されています。
脳の神経細胞に届くことからアルツハイマー型認知症の
予防の効果があると注目されている油です。
この油も加熱料理には使えません。
昔は油と言えば炒め物や揚げ物のためのもので、
調味料の中でもあまり注目されていませんでした。
ところが今は、油が身体に与える影響が明らかに
されるようになり、体にいい油と悪い油を区別する
のは常識ですよね。
そればかりか、その健康効果や美容効果を期待して
意識的に摂取するようになりました。
料理に合った油を使い分けて、健康で美しくありたい
ものですね。
せこぴん
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