最近、我が家でよく登場する軽食メニューは
ギャレット(そば粉のクレープ)です。
小麦粉のクレープと違い、卵と水でそば粉を溶くだけで
寝かせずとも直ぐに焼けるので簡単です。
しかもグルテンフリーなので、GI値を気にしている人も
安心して食べられます。
チーズや野菜、肉を挟んで焼くのですが、ギャレットを
食べるときに必ず飲むのがシードルです。
シードルは微発砲のリンゴのサイダーで、フランスの
ブルゴーニュ地方、ノルマンディー地方のリンゴの産地
の特産品です。
リンゴを発酵させて作られるシードルは辛口(brut)から
甘口(doux)まで甘さも色々あり、アルコール度数も2%
から8%の間です。
使用されるリンゴは、糖度が高いもの、酸っぱいもの
そして、ポリフェノールが豊富なほろ苦いリンゴの
3種類です。
このほろ苦いリンゴが、シードルの独特なコクと苦みを
与えます。
シードルの生産は、ワインやシャンパーニュの製造と
同様に、厳しい規則と基準が設けられています。
生産者は特定の種類のリンゴを使用し、事前に特定された
土地(ブルターニュとペイ・ド・ラ・ロワールの一部)で
生産する必要があります。
◆シードルの栄養価
シードルは、発酵リンゴから来る天然食品です。
古代では、すでに様々な病気の治療や予防に使用された
非常に健康的な製品と考えられていました。
今日、シードルの効果に関する多くの研究が行われ、
細胞組織および血液を作るのに必要な鉄分が多く
含まれていると分かっています。
また、シードルには抗酸化物質が高レベルで含まれており
心血管疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病などの
特定の疾患予防になると言われています。
また、医療現場でも糖尿病や糖尿病の治療に使用されます。
これは、血糖値とコレステロール値を改善する効果が認め
られているからです。
1ℓ当たり3gのポリフェノール(植物抗酸化物質)があるので
シードルは赤ワインと同様の抗酸化作用があるのです。
砂糖や添加物を全く加えないので、市販のリンゴジュース
やアップルサイダーと比べても、ずっと健康的な飲み物と
いうことができます。
グラスゴー大学の科学者たちは最近、リンゴを食べるのと
同じくらいの効果がシードルを飲むことで得られると発表
しました。
1日1個のリンゴが医者を遠ざけるという格言が、そのまま
1日1杯のシードルを!と言い換えられるわけですね。
実際、シードルは、ガン、心臓病、その他の加齢疾患の
予防に役立つ化学物質で構成されています。
もちろん、シードルはアルコールが含まれていますから
女性は2~3杯、男性は3~4杯の推奨摂取量を超えない
ことが重要だと指摘されています。
とある食品研究所でシードル飲酒ボランティアの試験が
行われ、抗酸化物質が急速に血流に吸収されたことを
示すデータを発表しました。
初夏になると、食前酒(アペリティフ)を飲みたくなる
陽気になり、ついついワインを開ける頻度が高く
なってしまいます。
そんなときにシードルが冷蔵庫に冷えているとワインの
代わりになっていいですよ。
アルコール度数も少ないし、なによりワインよりずっと
廉価です。
健康効果もあるので、積極的に飲みたいほどですね!
せこぴん
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