きのこが美味しい季節です

 

こんにちは!

秋が深まってきて、美味しい食材がたくさん出て

きましたね!

今回はキノコについてです。

フランスでもたくさんの種類のキノコが食されます。

なんと300種類以上あるといわれるキノコですが、

フランスで人気のものや、その栄養価について調べて

みました。

 

フランスではキノコのことを

「自然がくれた秘密の宝物」とも表現されます。

その理由は、けして目立たないけれど脂肪ゼロ、

低カロリーで、栄養素が豊富な上に自然の抗酸化物質

がたくさん含まれているからです。

 

キノコは古くから人間の食べ物として重宝されていました。

その栄養素についてまとめてみました。

 

ビタミン、ミネラルが豊富

筋肉や皮膚の状態を良くするビタミンB、骨の健康に欠かせ

ないビタミンDが豊富に含まれています。

ビタミンDは糖尿病などにも効き目があると言われています。

またリンも含んでいます。

 

ダイエットに最適

超低カロリーで、ほとんどが水分なので優秀なダイエット

食品と言えます。

フランス人の女性でダイエットをしている人は、よく

お弁当にタッパー一杯の生のマッシュルームを詰めて

レモンとオリーブ油をかけて食べていますよ!

 

カリウムが豊富でナトリウムが少ない

キノコはナトリウムが少ないので、塩分を気にする人でも

安心して食べられる食品です。

キノコが元来持っている自然の風味は、そのまま食べても

おいしいですよね。

 

免疫システムを強化する

キノコに含まれるβグルカンが我々の免疫システムの

修復をしてくれます。

また、アミノ酸やGABAも含まれていて、ストレスに強い

身体を作ってくれます。

 

心臓の強い味方

キノコ類に含まれるセレニウムは心臓や血管を強くして

くれます。

血圧上昇もおさえてくれます。

 

コレステロールを下げる

きのこに豊富な繊維が血中コレステロールを低下させます。

 

美しい肌と髪のために

セレニウム、銅、ビオチン、ナイアシン、リボフラヴィン

など、新陳代謝を促進するビタミンが含まれているので

髪や肌のターンオーバーを正常にしてくれます。

 

糖尿病の予防に

低糖質なので糖尿病の人も安心して食べられる食材です。

 

 

フランスで良く食べられるきのこ類

【マッシュルーム】champignon de Paris

シャンピニオンドパリと呼ばれるこのマッシュルームは

日本でも食べられているマッシュルームと同じ味わいです。

薄くスライスしてマヨネーズで和えたりして食べられる

ことが多いです。ピザに使われるのもこのマッシュルーム

です。

 

【ジロール茸】gorolles

鮮やかな黄色が特徴のジロール茸は、炒めて肉や魚料理の

付け合わせにします。クセがなく茎の部分の歯ごたえが

楽しいきのこです。

 

【編み笠茸】morille

モリーユ茸は、呼び名のとおり網目もようのきのこです。

とても芳醇な良い香りのきのこで、乾燥するとその香が

更に際立ちます。

水でもどして使います。ホワイトソースとの相性が良いので

グラタンにいれたりパスタにしたり、鳥肉料理のソースなど

にも良く使われます。

 

【セップ茸】cepe

セップ茸は日本で言ったらマツタケといったところでしょう。

高価で季節が限られている貴重なきのこです。

なめらかな舌触りと芳しい香りが人気です。

パリの日本食レストランで、マツタケの代わりにセップ茸

を使った土瓶蒸しを食べたことがあります。

 

【黒ラッパ茸】trompette de la mort

面白い名前のキノコですが、形も色も特徴的な真っ黒な

きのこです。海藻のようなヒラヒラした食感ですが、

独特の香りがあります。オムレツなどに入れると卵にその

香が移って美味しいんですよ。

フランス語の訳は「死のラッパ」です!

 

 

日本のキノコ類も味わい深いですが、フランスのキノコも

それぞれ特徴があって見た目も楽しく美味しいです。

フランスでは、日本のように汁物に入れることはあまり

無いように思います。

どちらの料理にとっても、主役級の名脇役の食材ですね。

この季節、身体にもとても良いキノコ類を積極的に摂りたい

ものですね。

 

 

 

 

 

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せこぴん

せこぴん

こんにちは!せこぴんです。これから第二の人生、どこにいても楽しく人生を満喫したい!わくわくしながら自分を成長させていきたいです。

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