トマトについて

 

 

真っ赤な太陽のように、元気をくれるトマト。

トマトが苦手でも、トマトソースやケチャップなら

大丈夫という人は多いのでは?

見た目もかわいくて、健康にも良く、美容効果もあると

いう【トマト】について今日は調べてみました。

 

今年はコロナで中止になりましたが、スペインのバレンシア

地方で行われる収穫祭「トマティーナ」では、完熟トマトを

ぶつけ合うという有名なお祭りもあります。全身が潰れた

トマトで真っ赤になり道路も真っ赤!トマト嫌いにとって

は地獄ですね。

それはさておき、私が暮らすフランスでもトマトは最も

消費されている野菜です。スーパーや市場では、色も形も

様々な種類のトマトが並んでいます。

生で食べると美味しいもの、調理することで甘味が出てくる

種類、黄色いトマト、緑色のトマト、ゴツゴツしてプリーツ

のようなしわが寄っているトマトなど、売り場面積もかなり

大きいです。

日本でも、トマトをケーキの材料に使ったりシャーベットや

あいスクリームなどのスイーツの材料になって、私たちを

楽しませてくれますよね。

 

<原産>

トマトは、南アメリカのアンデス山脈高原地帯、ペルー、

エクアドル原産のナス科ナス属の植物。緑黄色野菜の一種

です。ヨーロッパでは、フルーツでもあり野菜でもある、と

いう認識のようです。実際、私の娘はフランスの小学校で

そのように習ったと言っています。たしかに、甘くて

ジューシーなトマトは下手な果物より美味しいですもんね。

ちなみに、日本語名では唐柿(とうし)、赤茄子、蕃茄(ばんか)

などと呼ばれるそうです。

 

<トマトの栄養価>

●抗酸化物質が多い

リコピンはトマトの有名な栄養素の一つです。

トマトの赤はこのリコピンの色。このリコピンの抗酸化

作用は強力で、ベータカロチンの2倍、ビタミンEの100倍

と言われています。リコピンを効率よく摂取するには、

生のトマトよりも油を使って調理したトマトの方が吸収

が高まります。

また、このリコピンは「いつ摂るか」が重要で、カゴメの

研究所の試験結果では、朝が一番リコピンの吸収が

良いことが明らかになったそうです。

 

●ダイエット効果

トマトは食物繊維を豊富に含むため、満腹感を得やすく、

リコピンが脂肪の蓄積をする脂肪細胞の成長を抑制する

作用があります。コレステロールの上昇を抑える働きが

あることも判明しています。トマトが肥満やメタボに効果的

と言われるようになったゆえんです。

 

●高血圧を予防する効果

トマトにはカリウムが豊富です。このカリウムが体内の

余分なナトリウムを排出する働きがあるので、高血圧改善

が期待されています。

 

●美肌効果

リコピンが皮膚の表皮部分で発生する活性酸素を抑制して

くれるので、メラニンの生成を抑えてくれます。

しわも、皮膚の真皮部分で発生した活性酸素が原因の一つ

だと言われています。リコピンとビタミンCがコラーゲンの

維持を助けてくれるので肌の張りが保たれ、しわの予防や

改善に役立ちます。

 

●食欲増進 疲労回復効果

トマトの酸味成分であるクエン酸やリンゴ酸は胃の粘膜の

炎症を抑え、むかつきを解消する効果があります。

お酒を飲むときに一緒にトマトを食べると、血液中の

アルコール濃度が低下するという実験結果もあります。

アルコールが完全に分解される時間も早くなるとのこと

です。

また、疲労の原因物質である乳酸を分解する働きもあり、

夏バテや二日酔いに効果的です。

 

●便秘解消

トマトにはペクチンと呼ばれる食物繊維が含まれていて、

便秘の解消に効果的です。

 

 

今年の夏は酷暑でした。

夏バテの方もおおいのではないでしょうか。

朝食に一杯のトマトジュースを添えるだけで、夏の疲れた

身体の体力回復に役立ちますよ。

 

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せこぴん

せこぴん

こんにちは!せこぴんです。これから第二の人生、どこにいても楽しく人生を満喫したい!わくわくしながら自分を成長させていきたいです。

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