先日、棋士の藤井聡太七段が師匠である杉本昌隆八段を
破り、決勝トーナメントへ進んだというニュースが世間を
驚かせましたね。師弟対決の対局となったわけです。
17歳の藤井七段にとって51歳の杉本八段は、自分の父親
ほどの年齢差のある師匠なわけで、まさに雲の上の存在
だったに違いありません。藤井七段は師匠との対局を
どんな気持ちで指していたのでしょうか?
記者の質問に対して、
「師匠と大きな舞台で対局できるのを楽しみにしていました」
と彼は答えました。さらに対局後には「師匠が和服を
着ていたこと、また将棋の一手一手に力がこもっていたのは
感じていました」という、冷静な感想を述べていました。
この余裕はいったいどこから生まれるのでしょう?
日々の鍛錬もありますが、とても重要なことを彼は
気づかせてくれます。
それは、彼の中には強力な成功のマインドセットがある
ということです。
師匠に勝てるわけがない、というビリーフを持っていては
勝てるはずがありません。いつか師匠と対戦するという
アウトカムの向こうに、師匠に勝つという次のアウトカム
を設定していたからこそ、対局を制したのです。
このように、アウトカムを達成したその先のアウトカム、
メタアウトカムに焦点を定めていることが、失速しない
モチベーションにつながっていると言えるでしょう。
達成したい目標があるとき、どうしてその目標を
達成したいのでしょうか。
あなたに置き換えて考えてみてください。
その意義はなんですか? どれくらいそれを望んで
いますか? 熱望していますか? 渇望していますか?
このように普段から自分に問いかけてみることは、
アウトカムをより高い目的につなげる行為なので
おすすめです。
より高い目的に繋がっていけば、モチベーションを
コントロールすることが容易になりますよ。
アウトカムを設定したときに、同時にメタアウトカムを
設定するのも良いですね。メタアウトカムは、アウトカムの
先にある究極のアウトカムです。例えば、成功してお金持ち
になるというアウトカムの先に、自分のほかに家族の幸せ
があるとすれば、モチベーションは上がるでしょう。
成功したい⇒成功しなければならない、というWANTから
MUSTに思考が変換されるからです。
アウトカムが使命になれば、そこにマインドがフォーカス
されるので実行力が増し、達成のスピードが加速します。
このように、メタアウトカムの設定がモチベーションを
実感させてくれるのです。
さらに、メタアウトカムを設定することで、アウトカムを
途中の通過点に過ぎないと印象づけをしてくれます。
一つのアウトカムを達成すると、次のアウトカム達成
のために進んでいけます。その都度、何のためにその
アウトカムを達成したいか考えることができます。
例えば、お金を稼ぐということが、最終目標のメタアウト
カムだと言う人はあまりいないのではないでしょうか。
お金そのものは紙切れに過ぎませんから。
お金を稼ぐのは、その先にあるメタアウトカムのため
ですよね。世界一周旅行だとか、家族のためにマイホームを
建てるとか、、。
お金を得るというアウトカムが「できて当然、持って当然」
と、無意識でわかっているという感覚が生まれることが
大切です。自分は幸せなお金持ちの人生を送る人間なのだ!
と決めたら、それに必要な能力や知識を身につけ、行動し、
そういう環境に身を置けばよいだけです。
そして、メタアウトカムを達成した自分と、今現在の自分
との距離を埋めていくのです。
自分以外の相手に対しても、その人の反応や行動を観察
すれば、どんなアウトカムの達成を目指しているのかが
分かるでしょう。そうすれば、相手をより深く理解する
ことができてラポールも築きやすくなり、ビジネスの
成功にもつながりますね!
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せこぴん
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