子供が手汗が多くて悩んでいる。。なんとかしてあげたい
子供が最近、手汗に悩んでいるようで
だんだん表情が暗くなってきている。。。。
大人になると大したことないと思えることでも
若いころって思い悩みますよね。
自分の子供が悩みを抱えていると、なんとかしてあげたいって思う親は多いです。
10代の悩みでわりと多いのが、汗の悩みです。
とくに、手汗は見た目にわかりやすく、人と触れる可能性があるだけに
気になる人にとっては悩みが深くなりがちです。
手汗を止める効果的な方法はあるのでしょうか?
調べてみましたので、参考になれば幸いです。
手汗を止める方法はどんなものがあるの?
ツボを押す
手にはツボがたくさんあります。
なかでも「合谷(ごうこく)」のツボは発汗作用をコントロールするツボです。
ここを押すと、異常になった発汗機能を正常にしてくれる作用が働きますので、ゆっくりとした呼吸をしながら押してみてください。
息を吐きながらじんわり押す。息を吸いながら離す、を数回繰り返してください。
また、「労宮(ろうきゅう)」のツボはリラックス効果が高く、緊張して汗をかいたときなどにゆっくり押すことによって気持ちが落ち着きます。
手を握ったときに中指の先が当たる場所です。
反対側の親指でゆっくり5秒押して、5秒離すことを繰り返してみてください。
深呼吸しながら行うと効果的です。
手のツボは、いつでも押せますし道具も必要ないので、気になったときにすぐに試すことができます。
ゆっくりとした呼吸とセットに行うことがコツです。
呼吸法でリラックスする
多汗症は、自律神経の働きと大きな関係があります。
副交感神経を優勢にすることによって、出すぎる汗を制御することができます。
それは、眠っているときは比較的汗をかかないことからもわかります。
副交感神経を優勢にするには、腹式呼吸が効果的です。
リラックスして体の力を抜き、横隔膜を大きく上下するようにゆっくり呼吸してください。
ちょうど、ぐっすり眠っているときのような呼吸です。
緊張しているときは、なかなか体の力を抜くのは難しいですが、横隔膜を上下することに意識を集中させてみてください。
数回行っているうちに徐々にリラックスできるでしょう。
手汗専用の制汗剤を使う
手汗の汗対策には、手汗専用の制汗剤が適しています。
ワキ用の制汗剤は手汗には効果がないからです。
その理由は、汗腺の違いにあります。
汗腺には2種類あり「エクリン腺」と「アポクリン腺」があります。
エクリン腺は体全体に分布しています。体温調節のために汗を出す汗腺であり、エクリン腺から出る汗はニオイがありません。
手のひらにはエクリン腺があり、とくにしわの間から汗がでるしくみになっています。
アポクリン腺はとくにわきの下に分布していて、ニオイがある汗が出ます。
アポクリン腺から出る汗には脂質やたんぱく質などが含まれていて、白く濁っています。
このように、ワキから出る汗と、手汗では出る汗腺も成分も違うので、対策も違ってきます。
手汗対策には、手汗専用の制汗クリームを使いましょう。
皮膚科で薬を処方してもらう
手汗は、皮膚科に行くとちゃんと治療してもらえます。
手汗が多いのは、汗っかきとかではなく「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」といったちゃんと病名がついた病気なんです。
手汗の程度により、レベル1~3に分けられます。
レベル1 手が湿っている程度。触ると汗ばんでいることがわかり、光を反射して汗が光る。 レベル2 手に水滴ができて濡れており、見た目でも汗をかいていることがわかる。 レベル3 盛んに水滴ができ、汗が滴り落ちる。 |
レベルに合わせた、または本人の希望にあわせた治療法が行われます。
内服薬を処方してもらえるケースもあります。
「プロ・バンサイン錠」は自律神経遮断作用により、筋緊張をゆるめて発汗を抑える作用があります。
注意すべき点として、眼がまぶしく感じたり眠気を催す場合があります。
医師の指示によく従って服用してください。
外用薬は塩化アルミニウムが用いられます。塩化アルミニウムは、市販の制汗剤の主成分としても使われています。
1日に1回寝る前に手のひらに塗り、起きたら洗い流すといった使い方が一般的です。
効果が出るまでには2~3週間かかります。
人によって効果に個人差があり、場合によっては手荒れを起こすこともあるようです。
皮膚科で根本的な手術を受ける
皮膚科に行くと、まずは塩化アルミニウムなどを試してみますが、それで効果がなかった場合はETS(内視鏡的胸部神経遮断術)という方法があります。
ETSは比較的最近の治療法で、傷跡も目立たず手術時間も短いことからそれほど負担なく受けられるようです。
悩んでる子になんて声をかけてあげたらいい?
「気にしすぎ」ですませない。
「そんな悩みはたいしたことない」と伝えようとして「気にしすぎだよ」なんて言いがちですが、本人にしてみたら深刻な悩みかもしれないとわかってあげましょう。
小さいころから悩んでいたけど、家族がとりあってくれなかったためにひそかに悩みを秘めている子も多くいるようです。
まずは、その子が悩んでいるという事実を受け止めてあげましょう。
一緒に解決策を考えてあげましょう
成長とともに薄れていく悩みであると知っていても、その渦中にある年齢では大きな悩みとなっている場合があります。
そんなことぐらいと片付けてしまわずに、一緒に解決策を考えてあげることによって、お子さんはあなたを信頼できる味方と感じることでしょう。
ツボ押しや呼吸法を試してみて、だめなら制汗クリームを使ってみる。
それでもだめなら皮膚科に相談してみる、といくつかの方法があることがわかりました。
最適な方法を見つけて、悩みがなくなることを応援しています。
さくっちょ
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