夢の素材として期待されているCNF、「紙の素材革命」開発。

～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～

　　　　　　　　なんと！　　5倍も?

　　　　　　　　 軽くて！強い？

紙パルプの新素材開発はすばらしい日本の技術です。

～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～✿～

王子ホールデイングスと三菱化学が研究開発した、

鉄の5倍の強度と、軽量5分の一いう素材の名前は、（CNF）

セルロースファイバーは紙パルプから作られます。

日本は森林が多く資源の確保が見込まれるため、

2030年に関連市場は1兆円にもなるとの期待の持てる紙産業、

潜在的可能性がおおいにあるとして注目されています。

製紙会社などが多目的用途の研究開発や、

実用化に向けて熱い注目を浴びている

その驚くべき未来的素材（CNF）は、

科学的、機械的に植物繊維を解きほぐしたナノ単位

（Nano＝１ナノは１０億分の一の単位））の原料繊維素材です。

直径は数ナノから数十ナノしかなくても、

鉄より5分の一の軽さで、強さが5倍ということで、

その性能は炭素繊維プラスチックに迫る強度があり、

しかも加熱しても膨張しにくいという性質を持ち合わせています。

ナノ粒子素材であることから化粧品に粘りを加える研究開発、

ソフトクリームの形を保つなどの応用が出来たり、

薄く伸ばしても熱に強く高温状態でも縮みにくい

という、優良素材です。

今年8月には化粧品原料を手がける日光ケミカルズと

CNF　素材を使った新たな原料開発はさらなる

研究開発をするゴーサインに合意。

製紙会社大手の中越パルプ工業も九大との合同研究、

生産を増強する計画をしています。

そのほか、大王製紙と愛媛大は包装材料素材への考案中、

応用が一気に普及する環境が整いそうです。

傷付きにくいという透明シートの特徴を活かして、、

曲げたり折りたためる次世代のデイスプレー、

太陽電池への仕様をめざして

実用化に向けて開発中でもあります。

その強度を利用してガラスの代用や、他の樹脂と混合製作し

自動車の部品として素材使用すれば、

一台あたりが約20キロの重量軽減が可能になるなど、

様々な分野で応用できるため、

その利用価値は測り知れないものがあります。

自国の豊富な資源を生かして、独自の開発で、

私たちの生活に欠かせない紙がさらに進化して、化粧品、

タブレット端末や家電、自動車に応用される時代です。

私たちのくらしを変える「紙の素材革命」、

関連各社が得意分野でノウハウを駆使して

実用化に向けて激しい競争が繰り広げられています。

今、注目すべき未来型の新素材、

紙パルプのセルロースファイバーは、

私たちの暮らしにどう関わってくるのでしょうか。

夢の素材として期待されているCNFの「紙の素材革命」

どこまで強く・・・・・・・

どこまで軽く・・・・・・・

研究開発でどこまで社会に広く貢献できるのか・・・・・・・

そしてどこまで低価格で提供できるのか？

・・・・・・という課題が残されています。

✿～情報の引用は井田通人氏の記事からです。～✿

http://www.infotop.jp/click.php?aid=310715&iid=62267

この記事を書いた人
最新の記事

こるぼ

自由自在に自分を解放したいと日々模索している「こるぼ」です。趣味は散歩の途中で見つけた草花の写真を撮ること。いつも何かにチャレンジして学ぶことが楽しい！出来ることが増えたら嬉しい！ ......とスキルアップを企てています。自分の持てる伸びしろを、さてどこまで広げていけますことやら。 Webライターになってチャンスを最大限に活かしてステップアップをしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。