こんにちは。ライターのチェリンです。
2回にわたり、リフレーミング力 についてお伝えしてきました。
理解いただけましたでしょうか?
まだ、そんなことありえるの?と疑問符がついていますでしょうか。
起こってしまった失敗などの出来事を変えることはできません。
しかし、それに対する対処や措置はコントロールすることは可能です。
状況や文脈が変われば、1つの事象は違う意味に変わります。
リフレーミングというページ数が300くらいある本があるのですが
その冒頭に紹介されている中国の古い話を引用してお伝えします。
ある老人の馬が逃げていってしまいました。
その馬は、高値がつく非常に良い馬でした。
そのことを知った近所の人々は気の毒に思い、老人をなぐさめました。
ところが老人は残念がっている様子がないんです。
そして、こう言いました。
「この出来事が福になるかもしれない」
しばらく経ったある日、実は
逃げ出した馬がもどってきました。
しかも、良い馬をたくさんつれて帰ってきたんです。
それを知った近所の人々がお祝いを言いにきました。
「このことが災いになるかもしれない」
老人は首を振って言ったそうです。
名馬が増えたことで、老人の息子は乗馬が好きになったのですが・・・
ある日、老人の息子が馬から落ちて足の骨を折る重傷を負ってしまいました。
近所の人たちがお見舞いにきてくれ
「かわいそうなことになりましたね」と声を掛けてくれたのですが
老人は平然とこう言いました。
「いや、このことが、福となるかもしれない」
それから1年後、戦争がはじまり、
若者の10人のうち9人までが死んでしまうようなむごたらしい戦争となったのです。
ところが、老人の息子は落馬のせいで足を悪くしていまい、兵役に出ることはなく無事でした。
結果として、落馬で大怪我をして不幸だと誰もがおもった老人の息子は、
兵役しなくてよかったため、戦争で死ぬことなく、生き続けることが出来たのです。
いかがだったでしょうか。
出来事が変われば、言葉の意味やとらえ方は変わっています。
日常のフレームから見れば、【怪我】は不幸な出来事です。
しかし、戦争への兵役というフレームで見れば、【生き延びることができる】
という幸運な出来事に変化しました。
では、毎日の事象のとらえ方を前向きに考え、自分で自由にやってみませんか^^
もし、できていないのであれば、考え方を変えていきましょう^^
新しいチャレンジには、不安はつきものです。
しかし、勇気と思考を変えることで、新たな未来が訪れることも間違いありません
学ぶことができる情報を提供することはできます。
しかし、選択するのは、自分自身です。
笑顔が絶えない人生を送れますように。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
チェリン
最新記事 by チェリン (全て見る)
- 毎日向き合える時間がもてることで世界観が変わる - 2022年3月6日
- ~収益を自分の力でつくることができる~自分の可能性を見つけてください - 2022年3月6日
- 友達と仲間の違い - 2022年2月23日