元気が取り柄のpearlです。
ステイホームを強いられるGW、2回目ですね。
みなさんお元気ですか?
早速ですが、「涙活」という言葉を聞いたことがありますか?
涙活とは、造語です。寺井広樹氏が発案し、提唱したものです。
1か月に2~3分だけでも能動的に涙を流すことによって
心のデトックスを図る活動のことです。
「涙」について少し触れますね。
【涙の種類は3つ】
★常に目を潤している基礎分泌性の涙
★目にゴミが入った時など、刺激を受けて出る反射性の涙
★嬉しい・悲しいといった感情が引き金となって流れる情動性の涙
この情動性の涙は自律神経の働きが関係しているのです。
そして、情動性の涙は人間特有のもので他の動物にはありません。
感情が高まると、大脳の前頭前野が働いて一時的に自律神経の活動が促され、
涙腺から大量の涙が分泌されて目からあふれ出るのです。
涙にはデトックス効果があり、ストレスに強くなるということがわかっています。
しかも、効き目が1週間も続くといいます。
さらに 免疫力もアップするそうです。
コロナ禍のストレス過多な現代にはとても有用ですね。
日本人は人前で涙を流すのは恥ずかしいことと思いがちですが、
思いっきり涙を流すと、心が解放されストレスが発散され気持ちがスッキリします。
また、泣くことで免疫力が高まり、風邪をひきにくくなります。
これは、リンパ球や涙の免疫物質が活性化されるからです。
涙には感情の高まりによってできたタンパク質を排出し、
感情を平静に戻す働きがあります。
ストレスホルモンのコルチゾールもあまり上がらなくなるのです。
【涙活のやり方】
映画やドラマなどの自分が泣ける題材を選ぶこと。
小説・エッセイ・詩などの本、ストーリー性のあるゲームなどで泣ける人もいるようですが、
映像が一番泣きやすいです。
朝や昼より夜の時間帯が効果的。
夜に向かって身体が緩んでいくので、夜19~20時頃がちょうど効果の出やすい時間帯です。
涙活は毎日するのがベストですが、週1回でもOKです。
休みの前日の夜に行うのがお勧めです。
気分がリラックスモードになっていて泣きやすくなります。
照明は暗め、また、ラベンダーやゼラニウムなどの
アロマを焚いた状態で実践してみましょう。
お風呂から出た後や熱いシャワーを浴びた後などがお勧めです。
身体がリラックスしているので涙を流しやすくなり、
さらにストレス解消効果が期待できます。
涙を流すと、良質な睡眠と同じくらいのリラックス効果があるといいます。
とりわけストレス解消効果が高いのは、
他人の経験に共感、感動した時に流す涙です。
科学的にも認められています。
コロナ禍で、
人と会って対面で話すことができない、
家族と距離が近づきすぎてぶつかってしまう・・・など、
ストレスがたまっていませんか?
最近ちょっと心が疲れているかも・・・という人は
感動的な作品で涙を流して、気分をスッキリさせましょう。
pearl
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