フランスでも人気な海藻類

 

こんにちは、せこぴんです。

今日は、フランスでも大変注目されている食材の

『海藻』について調べてみました。

 

フランスでは有名レストランでも街中のビストロでも

海藻を使うシェフが多くなりました。

中には、海藻の扱い方を知らないのか?と思われる

塩抜きをしていない若布をドサッと皿に盛っている

ような店もありますが、一流店では繊細なフランス料理

とのマリアージュを楽しめます。

 

数年前に、フランスでは昆布出汁が大流行りしました。

三ツ星レストランのシェフが日本の老舗の乾物屋まで

足を運び、立派な利尻昆布の一番だしやカツオ節の出汁

を飲み比べていました。

 

海藻の特徴

●抗酸化物質に優れている

●ビタミンB12 とヨウ素が豊富に含まれている

●食物繊維が豊富

●心臓の血管を強くする

 

【海藻類の栄養価】

海藻は特に微量栄養素が豊富で、身体の適切な機能

に不可欠です。

海藻に含まれるビタミンやミネラルは次の通りです。

 

ビタミンA、ビタミンB12、 ビタミンB9、ビタミンC

ビタミンK、ビタミンB5、銅、鉄、マンガン、リン

カルシウム、マグネシウム、亜鉛

「海藻類の定期的な消費は、健康を維持し、病気を

遠ざける」とフランスの医学誌でも記述されています。

特に、心臓血管疾患、糖尿病、高コレステロール及び

高血圧に対する海藻類の作用はてきめんで、これは

抗酸化物質や繊維質によるものと考えられています。

 

また、海藻類は、いくつかの癌に対する効果も指摘

されています。

フランスで行われた試験菅実験では、海藻類が

動物の乳房腫瘍の発症に効果があり、がん細胞を

死滅させる能力があることが判りました。

エストロゲンに対抗する力がある海藻類は、乳がんや

前立腺がんなどのホルモン依存症癌の発症を抑える

可能性があるとされています。

 

また別の疫学的研究では、日本食など海藻を多く摂る

集団は、北米型の食事を摂る集団と比較して、これら

の癌の発症率が低いことを示しています。

 

この治験はアジア人が大豆も多く消費することにも

起因していると見られますが、海藻類の高い消費も

その役割を果たしていると言えるようです。

フコイダンという海藻の一種は癌に効果があると

日本でも言われていますよね。

 

また、海藻は植物繊維が豊富ですので積極的に摂り

たい食材ですが、フランス人は体質的に海藻類を

多く食べる習慣がないので、パンやクッキーに

混ぜたりスープやサラダで少量食べることが多い

ようですね。

以前に行ったフランス料理店では、デザートの

シャーベットに海藻が刻んで入れてありました。

斬新ですが、あまり美味しいと思えなかったことを

覚えています。

有名なバターを作っているボルディエは海藻入りの

バターを作っていますが、これはサーモンなど魚を

蒸して海藻バターを載せるだけでソースも要らない

美味しい一皿になります。

 

ただ、海藻にも注意が必要な点があります。

海藻に含まれるヨウ素は甲状腺ホルモンで使用されます。

成長を調節するために必要な栄養素ですが、ヨウ素の

濃度が高すぎると甲状腺の機能に問題が起こる可能性

があります。

 

また、海藻類には血液凝固に必要なビタミンKが多く

含まれています。

抗凝固薬を服用している人は、注意しましょう。

 

お味噌汁の出汁に昆布を使うなど、毎日少量でも

海藻の栄養を取り入れたいですね。

 

 

 

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せこぴん

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こんにちは!せこぴんです。これから第二の人生、どこにいても楽しく人生を満喫したい!わくわくしながら自分を成長させていきたいです。

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