こんにちは、せこぴんです。
リンゴが美味しい季節です。
私が住んでいるフランスでは、この季節はどの店でも
リンゴが少なくとも6~7種類は並んでいます。
昔から、『リンゴを毎日1個食べれば医者知らず』と
言われていますし、街中でもリンゴを丸ごと食べている
人を良く見かけます。
おやつや空腹しのぎにはリンゴは定番です。
今回はリンゴについて調べてみました。
フランス語でリンゴはPOMME(ポム)といいます。
ポマードと言えば、日本語では男性がつける整髪料ですが、
フランス語でポマードといえば軟膏のような塗薬です。
このポマード、綴りはPOMMADE、POMMEが語源なんです。
何故かというと、昔はリンゴをすりつぶしてドロドロに
したものを傷薬として塗っていたからなのです!
傷口を早く治すと言われていたそうです。
【リンゴの種類】
リンゴの銘柄をざっと思い浮かべただけでも、5種類
ほどは名前をすぐに言える人もいるのではないでしょうか。
先日テレビで見た青森の小学生の女児は、10種類ほどの
リンゴを一口食べただけで名前を当てていたのには
驚きました。
でももっと驚くのは、リンゴの種類の多さです。
世界では約15000種類、日本では2000種類もあるんだ
そうです!
最近のニュースでイギリスで新種のリンゴが見つかった
と報じられていました。
果物のなかでこれほど身近にたくさん種類があるのは
リンゴだけなのではないでしょうか。
フランスでは『一日一個、違う種類のリンゴを食べ続け
たとしても、全種類を食べ終わるのに20年かかる』
と言われているほどです。
【リンゴの栄養と効能】
リンゴは低カロリーで身体に良い果物として有名です。
病人にも赤ちゃんにもリンゴは安心して食べさせられる
果物ですよね。
リンゴは、特にカリウム、鉄、カルシウム、食物繊維
ビタミンC、有機酸などが多く含まれています。
スポーツをした後などにリンゴを食べると、疲労物質
の乳酸を減らしてくれるので疲労回復に効果があります。
小さい頃、お腹を壊したりすると母がリンゴのすりおろし
を作って食べさせてくれましたが、これは、生のリンゴに
ふくまれる食物繊維のペクチンやセルロースに整腸作用が
あるからだったのです。
下痢や消化不良だけでなく便秘にも効果があります。
また、リンゴに含まれているペクチンは動脈硬化の
原因となる血中コレステロールを吸収し排泄してくれる
という、とてもありがたい働きをしてくれます。
コレステロールが多めという方は、リンゴを食べると
良いですね。
また、豊富なカリウムが含まれているので、塩分の摂りすぎ
による体内のナトリウムを排泄するよう働いてくれます。
ですので、高血圧症や心臓病の予防にはピッタリですね。
カリウムは血圧の上昇を抑えるだけではなく、高血圧に
ともなう脳卒中の予防にもなります。
ヨーロッパでは、妊娠中の女性が毎日最低1個1の
リンゴを食べると、生まれてくる子供に喘息のリスクが
少なくなると言われています。
妊娠中は便通も悪くなりますから、食物繊維の豊富な
リンゴは妊婦さんにも最適な食品と言えます。
食物繊維の不足が大腸がんの発生に影響しているという
ことは今や通説となっていますが、リンゴには皮と実の
間にペクチンと呼ばれる繊維成分が含まれているので
便秘解消にも効果的です。
ですから、リンゴは皮をむかずに良く洗って皮ごと食べる
のがおススメです!
リンゴのペクチンは他にも身体に嬉しい効果がたくさん
あります。
糖尿病の予防にもリンゴが効果があるのだそうです。
糖尿病というと、甘いものは食べてはいけないイメージ
がありますが、リンゴのペクチンは糖質を吸収するので
糖尿病患者の血糖値を下げる働きがあると言われています。
また、糖尿病はインシュリン不足が原因とされていますが、
カリウムが欠乏すると、このインシュリンの働きが悪く
なると言われています。カリウムたっぷりのリンゴは
その点でも効果があるのです。
その他にも、肥満予防、虫歯予防などの効果もあり、
子供のおやつや食後のデザートにもっと見直されても
よい果物ですよね。
リンゴは通年、手に入る果物ですから食べる機会を
増やして健康に役立てたいものです。
せこぴん
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