こんにちは。自然大好き!うめです。
暇を見つけては、あちこちてくてく歩いています。
今回、行ったのは京都伏見深草にある、黄檗宗百丈山「石峰寺」(せきほうじ)です。(#^^#)
ここは、黄檗山萬福寺を本山とする黄檗寺院で宝永年間(1704~1711)に黄檗宗第六世賜紫千呆(せんがい)禅師により建立された禅道場です。
本尊は昭和五十四年の放火によって薬師如来が消失!!
その後、昭和六十年の本堂再建時に釈迦如来になりました。
ここには、五百羅漢があります。
かの、伊藤若冲が寛政年間に当寺に草庵を結び仏世の霊境を化度利益することを願い、石峰寺七代住職・密山和尚の協賛を得て、安政の半ばより天明初年まで前後十余年をかけて裏山に制作しました。
凄いですね~!
若冲が磊落な筆法を用いて下絵を書いて石工達に彫らせたものです。
拝観したときは、下絵を書いている若冲を…
力強く、繊細に彫っている石工達に思いを巡らしながら…
ゆっくりと団扇をパタパタしながら…
(受付で貸してくださるのです。暑くもなかったのでお断りしたら、虫よけです。とのこと。山に入って至極納得でした。)(^^♪
この五百羅漢は、釈迦の誕生から涅槃に至るまでの生涯を中心にその他、諸菩薩、羅漢を一山に安置されています。
当初は、千体以上も石像が配置されていましたが
現在、現存しているのは五百数体の石像で長年の風雨で丸みを得て、苔寂び、その風化に伴ってお顔や姿態に趣があります。
どの羅漢さんも穏やかなお顔、微笑んでいらっしゃる?なんて感じながら…
あれっ?この羅漢さんは横向いてはる!とか
これは、うさぎさん?
どの石像もなにひとつ同じお顔がありません。小さい裏山ですがゆっくりと、まったり~と見ることができます。
ここで、ご存知方もいらっしゃると思いますが、羅漢?五百羅漢さんってどんな方々なの?
って思っている方もいらっしゃると思いますので、
すこしお話を。
羅漢とは釈迦の説法を聞き、世人より供養されるにふさわしい悟りを完成した聖者のことです。五百羅漢は釈迦入滅後その教えを広めた数多の賢者のことです。
すいません!実は、撮影禁止なのです。残念!!(数年前は大丈夫だったのですが…)羅漢さんたちを皆さんにお見せしたいのですができませんので、せめてパンフレットでその雰囲気だけでもあじわってください。
うめ
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