「この人、頭固いなー」とか、
「言っても分かってくれない」とか、
生活していると、そういった人に結構出会いますよね。
だいたい会社の上司だったり、
時には自分のお子さんだったり、、、がそういう存在に、
なるのかもしれません。
また、場合によっては、
相談してくる友達なんていう場合も。
こちらの立場からだと、その人たちがこちらの
「言うことを分かってくれない」と、思いますが、
実は、その人たちからしたら、
「この人、私の話を聞いてくれない」と、
思われているかもしれません。
そこで今日は、そういった場合に、
どのように話したら良いかということを
考えていきたいと思います。
友人
「世の中には、最低な男しかいない。
もう彼氏なんていらない!」
このセリフ、20代後半のころによく聞きました。
このセリフを言った友人たちも、
今は、結婚して幸せになってるんですけどね。
ここからも実証されているように、
彼女らの発言は、正しくありません。
しかし、フラれた直後や、男性に裏切られた直後の女性は、
本当に「世の中には最低な男しかいない」と、
信じていて、
しかも、傷ついているので、
これに同意してくれる意見がほしいもの。
したがって、完全に否定すると、
友人と私の信頼関係(心理学だとラポールと言いますね)が、
崩れてしまいます。
それでは、私は自分の意見を言えないのか?と言ったら、
そうではありません。
ここで必要なのは、
意見を言う前のクッションになる言葉です。
「気持ちはわかるよ。
なんで○○ちゃんみたいな素敵な子を
傷つける人がいるんだろうね」
我ながら、
なかなか良いクッションを思いつきました。
続いて、友人の意見を解きほぐす質問をします。
「そうだけど、○○ちゃんも、世の中の男、
全員を見たわけじゃないじゃん?」
この質問を心理学の用語では、メタモデルと呼びます。
続いて、このような結論が自然と導き出されます。
「まだ見たことない人の中に、
素敵な人っていると思うんだよね。
だって、良い彼氏がいて幸せそうな人もたくさんいるし」
このような、根拠のない思い込みを解きほぐすことが、
友人の良い彼氏を見つけることにつながります。
物事が成功するための手助けとして、
恋愛以外にも、この方法が使えます。
メタモデルを投げかけるときは、クッションをセットに。
これを覚えていたら、
交渉事もスムーズに進みそうですね。
こんな感じの心理学をもっと勉強したいなら…
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ちしゃねこ
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ちしゃねこさん
先日は、メールを頂いたり、
ブログへの訪問andコメント
ありがとうございました。
このお話、なるほどなぁと
思いながら読ませて頂きました!
私は、なんとなく息子をイメージ
しながら考えていたのですが、
いつも、メタモデルばかりの母
だったような…(笑)
ちゃんと、クッションをセットに
して息子と話したいな、って
思いました。
ちしゃねこさん、
またお邪魔させてもらいますね。
ありがとうございました。
遠くから応援していますね!
りつきさん、こんにちは。
この間は突然のメールにも関わらず、
とってもご親切に対応いただいて、本当にありがとうございまいた。
私は子供がいないのですが、
子育てしながら、お仕事もされていると、絶対に忙しいので、
つい「こらー」っとなってしまいそうですよね(+_+)
クッションを意識する心の余裕が、
私も普段はなかなかありませんが、
記事を書きながら、自分でも意識してみようなんて思いました☆
いつも応援ありがとうございます!