人には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感があります。
人は五感を通して出来事や世界を認識します。
頭の中で、感じたことをイメージして理解を深めるとき、言語で何かを伝えるとき、記憶を再現するとき、感覚表現がついています。
ニュープロでは、こういう感覚のことを表象システムとか表象体系、代表システムと表現することがあります。
ニューロ言語プログラムでは、
視覚をビジュアル(Visual)の「V」
聴覚をオーディトリー(Auditory)の「A」
体感覚をキネススティック(Kinesthetic)の「K」と現わします。
右利きなど、利き手があるように得意な感覚というものがあるとされています。
優位感覚と言われたり、優先的表象システムと表現することがあります。
ニューロ言語プログラムでは、トレーニングや練習としてイメージワークを行うことが多いです。
ワーク進行はVAKという観点から考えられるものが多く、自分の得意な感覚以外も使う機会があります。
イメージ力アップは、スピード成功に欠かせません。
自分の得意感覚以外の感覚表現を使ったり、強化する機会がニューロ言語プログラムのイメージワークでは多いです。
例えば、ゴール設定などのタイムラインワークで、過去、現在、未来のイメージワークを練習で取り組む時。
過去や未来の時点でのイメージを頭でして、ガイドに表現する時。
VAKの全ての表現を求めてくることがあります。
そういったときには、自分の得意感覚以外で表現する機会が増えます。
また、表現しようと思ったら、イメージの中の「表現する感覚部分」に焦点を当てることになります。
ガイド「何が見えますか?何が聞こえますか?どんな身体感覚を感じますか?」
クライント 目をつぶってイメージしている中から音声を拾おうとします。
つまり、イメージの中からAに焦点を当てることになり、イメージ内でAの感覚を強化することになります。イメージに集中して、何か音を聞き取ろうと没頭しているうちに声が聞こえるかもしれません。
クライアント「奥さんが喜んで話しかける声が聞こえます」
この人の得意感覚がVだった場合、感覚表現を豊かに利用するワークと言う事になります。さらに、他のワークではサブモダリティを扱うものもあります。
ガイド「なるほど!奥さんの声はどんな感じですか?声の明るさや大きさは、鮮明ですか?」
クライアント「はい!嬉しそうで楽しそうに、大きな声がはっきり聞こえます!」
ガイド「では、その声をもっと楽しそうに、鮮明にイメージしてみてくだい」
クライアント「はい。できました!」
ガイド「なるほど、では鮮明にする前に比べて、何か変わりましたか?」
クライアント「そうですね!もっと成功したい気持ちが強くなりました!」
こういったサブモダリティという考え方活かしたワークの練習も可能です。サブモダリティについては『イメージや記憶の操作術でスピード成功!』もご覧ください。
このように、脳内での未来イメージの構築、過去のことを思い出しイメージする記憶の再構築をするとき、五感表現を豊かにしましょう。
得意感覚以外も、VAK3つとも使ってイメージし、入り込み感じ入り、VAKの感覚表現でイメージ内容と口に出して伝えましょう。
この繰り返しと、良い目標設定をして、目的意識を強く持ち、目標への焦点化が出来ている状態でワークを経験していくと、スピード成功につながります。
たくさんの感覚表現豊かなイメージワークとイメージが人に伝わる体験をしてください。
このように、状況や文脈が変われば、1つの事象は違う意味に変わります。
コンテキストが変われば、言葉の意味やとらえ方は変わりますから。
これを自分で自由にやってみてください。
少しポジティブシンキングに似ているかもしれません。
「あいつは優柔不断でダメなやつだ!」と思うのも
「あの人は物事をゆっくりと判断する、思慮深い人だな」と思うのも自分で変えれるのですから。
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miyako
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