5年前の思い出 サスカトゥーン


こんにちは ことぶきです
 
今年は コロナに翻弄されて
 
お祭りやコンサートが中止になって
 
旅行も思うように行けない 苦しい年でしたね
 
 
 
 
 
私も今年7月にアメリカに
 
フェスを見に行くはずでしたが
 
来年に延期になりました。
 
 
でも来年 行けるのか
 
フェスが 開催されたとして
 
行って良いのか 心配です
 
 
できれば 2022年に延期か
 
もしくは 仕切り直しということで
 
一旦白紙に戻してほしいところです
 
でも 大好きなアーティストに
 
やる
 
と言われたら
 
行かないわけにはいかないのが
 
ファンの性(さが)。
 
 
 
どうなることやら、です
 
 
そんな 私の大好きなアーティストは
 
MotleyCrue というアメリカのロックバンドです
 
5年前
 
2015年12月31日で 活動休止するという事で
 
約1年に渡り ワールドツアーをしていました
同 2015年2月には来日してくれて、
もちろんライブには行きましたが
 
私は更に同年9月にアメリカに3公演 観に行き
 
5年前の今日、2015年12月9日から更に3公演
こちらはカナダに観に行きました
 
場所はサスカトゥーン 、エドモントン、カルガリーの3ヶ所です
 
カルガリーやエドモントンは知っていましたが サスカトゥーンというのは聞いたこともない 初めての土地でした。
 
エドモントンやカルガリーは電車が発達していましたが
 
サスカトゥーンは田舎で
当時すでにアメリカやカナダで Uber(タクシー)が普及していましたが サスカトゥーンにはUberも 走っていませんでした
 
私は元々 タクシーやバスに乗るのが苦手です
 
電車なら良いのですが どうも タクシーやバスが面倒で 歩けるなら歩きたい と思ってしまいます
 
そこで このときも サスカトゥーンの空港から 宿まで歩くことにしました
 
Googleマップによると徒歩で 大体40分で宿に着くということでした。
 
空港に到着したのはお昼頃。
 
晴天で 時間もたっぷりあります
 
空港から 1人 歩いて外に出ました
 
だだっ広いカナダです
 
空港付近に歩いている人は1人もいませんでしたが それは覚悟の上でした。
 
最初は良かったのですが 5分も歩かないうちに 足場が悪くなり始めました
 
12月のカナダです。
 
歩道を歩く人もほとんどいません
 
雪が溶けて 歩道がスケートリンクのようなアイスバーンになっていました
 
つるっつる です
 
これは 失敗したかな と思いつつも
 
もう引き返せないくらいには 進んでいました
 
もう少し住宅街に行けば アイスバーンではなくなるのではないか と信じ 進みました。
 
間もなく 住宅街に入りましたが アイスバーン状態は変わらないままでした。
 
道は つるっつる の氷 です
 
要するに 歩く人など 住宅街にもいないのです
 
どこへ行くにも必ず車 ということなんでしょう
どこもかしこも完全なアイスバーンです 
 
なんとか 転ばずに宿にたどり着きましたが
 
足元が悪すぎて 本来なら40分くらいで着くはずが 2時間近くかかってしまいました。
 
しかし Googleマップは正確に私を宿まで導いてくれたし 迷子になったわけではないので
心細い とか そういうことはありませんでした
Googleマップ 本当に頼りになります
 
私は1年前の2014年11月にも 同バンド MotleyCrueのライブを観に カルガリーとバンクーバーに来ていました
 
カルガリーは マイナス12度 という気温ではありましたが
歩道は整備されており ほぼ 普通に歩けたのです
 
迂闊でした。
カルガリーは都会だったんですよね
 
この数日後 エドモントンに移動しましたが そちらも雪深く歩道は ほとんど雪で覆われていました
エドモントンはこんな感じ
 
サスカトゥーンのようなアイスバーン状態ではありませんでした。
雪の上を歩く感じです
エドモントンは歩道を歩く人が多く見られました
 
サスカトゥーンで 私が泊まった宿は 空港やライブ会場まで徒歩で40分くらい 、
繁華街まで40分くらい という中間の場所でした。
 
近くにお店もないので 繁華街へ行くにも 氷の上を歩いて行かなければならず 大変でした
 
この時のライブはもちろん最高で
メンバーのバックステージに招待してもらったり
ステージで使用したベースをもらったりと これ以上の幸せはないくらい興奮しました
 
 
サスカトゥーンのライブ終了後 ベースをもらったのはいいのですが 裸で入れ物がありません
段ボール欲しい?と聞かれたので もらいましたが
取っ手も何もない段ボールです
 
さすがにこれは 持ち歩けないからタクシーで帰ろうと思ったら
そこはかなり長蛇の列で タクシーは配車不足状態でした
 
これではいつまでかかるかわかりません
 
辺りを見たら繁華街のバスターミナルまでシャトルバスが出ていたので 
まずはそれに乗って繁華街まで行くことにしました
 
ここまではスムーズでしたが バスターミナルから
私の泊まっているモーテル方面までのバスはもうありませんでした
タクシーも見当たらなかったように記憶しています
 
どうしようかとしばらく考えましたが 各局 歩くことに決めました
 
ベースの入っている段ボール 
取っ手もなく滑りやすいので抱きかかえるように持ち 歩きます
 
つるっつるの氷の上を 
自分と同じくらいの大きさの段ボールを抱えて 
夜の12時過ぎです
 
でも このベースは一生の宝物です
私は転んでも この子だけは無傷でいてもらわなければ と必死でした
 
途中 見かねたらしきカップルが
車から 「送ってあげるよ」と言ってくれました
私はかなり迷いました
たぶん絶対良い人達だったと思います
 
でも断りました
やっぱり何かあってはいけないし。。。
 
とても見かねたようで 
「ほんとに大丈夫?」と何回も聞いてくれましたが
丁寧にお礼を言って 断りました
こういう時って 難しいなぁってよく思います
 
でも 車に乗りたい自分もいましたが
ベースを抱きしめて 1人 感傷に浸りながら 氷の上を必死で帰る
というシチュエーションも実は悪くなかったのです
 
必死で宿に帰り さて明日は移動だし 飛行機に乗るからどうしようと考え
段ボールを新聞でくるみ 上からガムテープで巻くことにしました
直接段ボールにガムテを貼ると 
一度開けたらその段ボールが使い物にならなくなると思ったからです
 
氷の中を約20分 24時間営業のコンビニまでガムテを買いに行きました
新聞紙は宿のフロントで 古新聞をもらえました
 
 
    
 
この スケートリンクのような歩道を苦労して歩いた思い出が
更に 私のライブ遠征の思い出に強烈な彩りを与えてくれました
 
 
2015年の12月は 楽しかった、幸せだったな と
今でもうっとりと思い出します
 
ついでに この時のカルガリーではライブから帰る 深夜1時過ぎに電車を乗り過ごして
ホテルの最寄り駅を過ぎ 長い川を渡ってもしばらく 電車は走り続け
「もしこれが最終電車だったらどうしよう。。。」とヒヤヒヤした思い出もあります
次の駅で降りたらすぐ 反対の電車が来て助かりました
 
カルガリー 都会で助かりました
終電は何時だったんだろう

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都内在住。 温泉 海 海外 ゲストハウスなど どこでもなんでも旅行が大好きです。お酒と音楽は必需品です 。 よろしくお願い致します。
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5年前の思い出 サスカトゥーン」への2件のフィードバック

  1. ゆみぞう より:

    こんばんは。
    ことぶきさんの栄養補給はモトリー・クルーなんですね!
    ライブのために海外遠征、ステキですね⭐︎
    しかもベースのプレゼントだなんて、家宝ですね!!
    来年行くのは心配ですけど、行くことになったら大いに楽しんできてください(^-^)

    1. ことぶき ことぶき より:

      ゆみぞうさん コメントありがとうございます!
      モトリークルー ご存知なんですね!!!
      そうなんです 来年行くとなるとちょっと気がかりですが
      様子を見ながら。。。
      やると言われたら行っちゃうかな~

      そうなったらそうなったで色々駆使しながら楽しんできます(^^)v

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