ニューロ言語プログラミングは、観察することから
生まれました。
成功者や、特定の分野において成果を上げている人を
良く観察すること、これがニューロ言語プログラミング
におけるモデリングです。
言い換えれば、ニューロ言語プログラミングは
天才が天才をモデリングして生まれたのです。
天才の行動パターン、身体の動かし方、言葉の使い方、
しぐさ、内面の信念、価値、戦略に至るまで、とことん
観察します。
そして、重要な部分を実際に真似したり、それをレシピ化
して誰にでも再現可能になるようにして、同じ成果を達成
したりパフォーマンスを近づけられるようにします。
簡単に言えば「成功者を真似る」手法ですね。
真似るためには細かく観察していきます。
その成功者がなぜ成功しているのか?
その人がどのように考え、どのような言葉で話し、どの
ような行動を実際にしているのか?
そして、その順番は?口癖は?体の動かし方は?
視線はどちらを向いているか?
どんな本を推薦しているか?座右の銘は?
そこから生まれている価値観や信念はあるのか?
そして、彼が成功するために大きく影響している部分は
いったい何なのか?
と、ここまで深く掘り下げて観察していくのです。
まるで成功者を標本にするために解剖しているようですね。
2対8の法則ってご存知ですか?
パレートの法則とも言われ、イタリアの経済学者
ヴィルフレド・パレートが発見した法則のことです。
経済活動において全体の数値の大部分は、全体を構成する
うちの一部の要素が生み出しているという説のことで、
「80:20の法則」、「2:8の法則」とも呼ばれます。
経営や組織で言えば、
●売上の8割は全従業員のうちの2割の従業員で生み
出している。
●仕事の成果の8割は、費やした時間全体の2割の時間で
生み出している。
という法則です。
この法則を成功者にあてはめてみると、
「全体の2割に力を注ぐことで80%の成果を残すことができる」
「全体の8割に力を注ぐ行動が20%しか成果を残せない」
ということになります。
8割もの力を注いで頑張ってもたった2割の結果しか残せ
ないとすれば、どちらが効率的かは一目瞭然ですね。
2割の部分を抽出して真似てみる方が8割の成果を
生み出す結果につながるということです。
成功を加速化するには覚えておきたいですね。
このように、レシピを作るときでも行動を分析して
マニュアル化する時でも、重要なポイントは落とさず
強調することが肝心です。
これをコアな部分として中心に据えるべきですね。
ハイパフォーマンスの人は、このコアの行動が多いと
言えます。
同じ時間でも人によって結果の差が出るのは、このコア
な行動をたくさんしているかどうかが違うからです。
つまり、成功するために、他人をモデリングする時は
成功に役立つコアな部分をモデリングすることが
スピード成功のコツになります。
コアな部分を見つけるためには、観察眼を養って焦点を
合わせることが大切になってきます。
成功者が話す言葉の使い方に注意するのはもちろんのこと、
言語以外のノンバーバルな部分、すなわち、姿勢、動作、
呼吸の仕方やスピード、表情、声のトーン、大きさ、テンポ
など、観察するポイントはたくさんありますね。
これらを観察したら気づくことが大切ですね。これが
キャリブレーションするということです。
キャリブレーション能力は練習をすればするほど高く
なっていきます。
あなたもニューロ言語プログラミングで成功者に
なりませんか。
せこぴん
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