こんにちは、Webライターのふうちゃんです。
巣ごもりで、自宅マンションのリフォームを考えている方も多いのでは。
マンションって、一戸建てに比べると複雑。
所有する専有部分と皆で使用する共用部分があるよ。
マンションを買ってもベランダは所有物にならない！
意外に思うかもしれませんが、ベランダ（ルーフバルコニー）はマンションを購入しても専有部分とはならず、あくまでも専用に使用する権利があるだけです。
専有部分：
所有している一室（境目のコンクリート表面から部屋の内側）
壁や床・天井に囲まれ他から遮断されている独立した居住空間
共用部分：
マンションにおける専有部分を除いた全ての建物部分
ベランダが専有部分じゃなくても、何か困ることがあるって思いました？
ベランダは共用部分なので、勝手にリフォームをすることが出来ません。
増築したり、好きな色に塗り替えたりする事は出来ないのです。
ルーフバルコニーに床材を敷いたり、プラントを置いたりはできます。
もちろん、好きに飾る事もできます。
ただし、床材は接着しない、置いているものも移動可能にしておきます。
全ての物はすぐに撤去できるようにしておく必要があります。
売り買いの時のみならず、マンションの大規模修繕にベランダが入った場合：
ベランダの手すり、床や外壁を塗り替えするために
全ての物を撤去する必要があります。
かなり面倒ですし、工事中はベランダの物を自宅で保管しなければなりません。
工事が長期に及ぶときは大変です。
特にルーフバルコニーがある場合は、よく考えて置くものや装飾などを検討しましょう。
万が一の場合は、すぐに片づけられるような配慮が必要です。
玄関ドアの外側も共用部分
玄関ドアはさらに複雑です。
共用部分と専有部分に分かれています。
玄関ドアの専有部分：
錠と室内側面のみ専有部分
錠と室内側面以外は共用部分となります。
玄関ドアの専有部分で出来る事：
玄関ドアの錠の交換は、自分の都合で出来ます。費用は所有者負担。
ドアの内側は、好きな色に塗ることが可能です。但し、管理組合に確認が必要。
しかし、あまり好きな色に塗り替えたりしているのを見かけません。
マンションの大規模修繕の時に、管理組合が玄関ドアの表と裏を一緒に塗ることが多いからだと思います。
玄関ドアの共用部分でやってはいけない事：
玄関ドアを勝手に違うものに変えたり、外側を好きな色に塗り替えたりはできません。
一見、区別が難しそうですが、考えてみるとなるほどという事も。
もし、玄関ドアの外側が赤や黄色に塗られたら、すごい外観になります。
自分がマンションを売る時も、マイナスですね。
ま と め
●マンションを買ったのだから、何でも好きに出来るは大間違い
●ベランダは共用部分なので、勝手な変更はできない
●玄関ドアも外側は、共用部分なので変更はできない
自宅マンションのリフォームは、専有部分であっても管理組合で規則を設けている所もあるので事前に確認が必要です。
素敵なリフォームをして快適に過ごすためにも、よく調べて、トラブルが起きないようにしたいですね。
良い環境で、スティホームを頑張りましょう！
ふうちゃん
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