ちょっと待って自己破産が本当に必要!詐欺を証明すればお金は戻る

Webライターのふうちゃんです。

 

久しぶりに学生時代の友達とランチをしました。

自粛のせいで、今年初かも。

 

何げない会話だったのに、いつの間にか友達の姪御さんの話になりました。

 

巣ごもり中に詐欺にあい、100万円近くの負債ができてしまい相談に乗ったとのこと。

 

人生何があるかわかりません。

初耳の事がたくさんあったので、ツイデに調べてみたよ。

 

 

ちょっと待って自己破産が本当に必要!

姪御さんは、まだ学生さんなので、自己破産を検討したみたい。

でも自己破産は最後の手段、債務整理の方法は色々あったのだ。

 

 債務整理の方法 

4つの方法があります。

まさかの時は、比較検討して選んでね。

 

①任意整理(5年事故情報が残る)

⇒ 今後の金利がなくなる

 

裁判手続きによらず、話し合いによる解決を図る。

利息を計算し直して、過払い金があれば、借金を減らせます。

 

②個人再生 (10年以内事故情報が残る)

⇒ 現在の借金が返済困難であることを裁判所に認めてもらい借金を減額する制度

 

●減額された借金を3年かけて分割で返済

●およそ5分の1から10分の1まで減額可能(住宅ローンは除く)

 

③自己破産(10年以内事故情報が残る)

⇒ 借金返済が不要になる

 

●裁判所で支払いが不可能と認められ、免責が許可されると税金を除くすべての債務を支払う必要がなくなります。

●高価な財産は手離す事になるが、今後の収入は生活費に充てる事ができる。

 

➃特定調停(5年事故情報が残る)

⇒ 弁護士や司法書士に頼まず、自分で行う手続き

 

●裁判所の調停委員が仲裁役として相談に乗る

●費用も数千円、平均2~3か月で手続き完了(他は半年~1年以上かかる)

●平日の昼間に裁判所に行ける方のみ

●過払い請求が同時に出来ない

●本人にやる気が必要

 

*任意整理でも5年間は、ローンを組む、クレジットカードを新たに作るのは無理になります。

キャッシングやクレジットカード払い(リポ払いなど)は慎重にしたいですね。

 

 

 弁護士と司法書士の違い 

どちらに頼むか迷いますね。

概ね弁護士さんの方が費用は高いです。

 

弁護士は代理人司法書士は書類作成代理人となります

但し、認定司法書士と言って、少額の交渉や訴訟の代理が出来ます

 

●任意整理の場合は、司法書士1社140万円までの取り扱い

総額ではなく、1社に付き140万円なので、借り入れが3社からの場合は140万×3社までの取り扱いとなります。

 

●②個人再生と③自己破産になる場合は、弁護士による裁判所への申し立てが必要

 

 

詐欺を証明すればお金は戻る⁈

友達の姪御さんはクレジットで支払ってしまったので、支払った後だと、消費者センターではどうすることもできないとの事です。

 

支払った後だと、詐欺という事を書類で証明する必要があり、弁護士や司法書士などのプロに対応を依頼するしか術がありません。

 

 正式な書類を相手方に送付後に交渉 

⇒ まず、すんなりとは行かないようです。

詐欺の相手ですから、無視されることが多い。

交渉は弁護士の方が良いかも。

 

 正式な書類をクレジットカード会社に送付 

⇒ 弁護士や司法書士から正式な書類がいった場合は、認められることが多いようです。

 

●全額あるいは何割ということで戻ることがある

 

●ケースバイケースで、見積もりの時に弁護士や司法書士が経験で判断して請け負うようです。 その時点で無理なら、現金は戻らないかも。

 

●友達の姪はクレジットカードで決済していたので、クレジット会社から全額戻ったようです。

(クレジット会社は、相手から金額を戻してもらうので、損はなし)

 

●高額の手数料は発生します。でも、戻らないより戻った方がいいよね。

 

弁護士も司法書士も無料相談があるので、必ず数社から見積りを取り、信頼できそうなところに依頼してね

 

依頼した弁護士や司法書士が満足に動いてくれない時には、弁護士会や司法書士会に調停の依頼や異議申し立てもできる。

頼みっぱなしではなく、どういうことをしてくれたのか確認はマスト。

 

 ま と め 

 

●高額な借金を抱えて生活できないようになったら、自分だけで苦しまず必ず助けを求める

 

●消費者金融に長く返済している場合、過払い金が発生している可能性大

 

●消費者センターはできるだけ早い時期に相談する事

 

●相手方に支払ってしまった場合は、プロじゃないと取り返すのは難しい

 

●クレジットカード払いの場合は、クレジット会社から戻る場合もある

 

●プロに依頼する場合は、必ず見積もりを数社から取り、比較検討する事

 

 

誰しも、プロに依頼するような事にならないのが1番だけど、人生何があるか分かりません。

もしもの備えは知識として持っていれば、いざという時に自分の助けになります。

 

また本業だけでは、生活できなくなることもあるかも。

 

仕事も1つではなく、いくつか副業を持つ時代になったと思います。

 

備えあれば憂いなし(笑)

 

暑い中にも、秋の気配が感じられるようになりました。

どっと疲れが出ないように皆さん気を付けてね。

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ふうちゃん

ふうちゃん

人生の折り返し地点を過ぎ、生きがいを求めてWebライターになったふうちゃんです。 Webライターの活動の他に、週2回スポーツジムでヨガ、太極拳、卓球を楽しんでいます。 将来は海外でノマド生活を夢見て日々取り組んでいます。 いつもポジティブで笑顔でいることを毎日心がけており、このパワーを記事を通してたくさんの方にお届けできたら嬉しく思います。

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